奥箱根観光株式会社 / 大涌谷くろたまご館(取締役営業部長)
梁瀬 雅之さん
都会でのサラリーマン生活から
大自然に恵まれた箱根での日々
神奈川県横浜市出身。大学卒業後、東京のアパレルで20年勤務。その後、都内のデザイン専門学校での勤務を検討していたが、学校を運営していた会社から営業経験を買われ、同グループである「ホテルグリーンプラザ箱根」へ勤務することに。そこから住まいのある平塚から箱根までの通勤生活が始まる。ホテル時代はフロントから宿泊支配人、総支配人と歴任。後に、ご縁があり現在の大涌谷くろたまご館へ勤務することになり約14年。現在「大涌谷くろたまご館」の運営責任者として従事。
箱根の四季は素晴らしい
大自然を毎日味わえる幸せ
20年間過ごした東京でのサラリーマン生活。ふとしたきっかけで、東京とは真逆の箱根という観光地で勤務することになった梁瀬さん。
最初は生活のギャップに違和感もあったそうだが、すぐに箱根の良さを実感したそう。「箱根は、皆さん休日に時間をとって観光したり、紅葉を観るために何カ月も前から宿泊施設を予約してお越しになられたりするじゃないですか。今の自分は紅葉の時期になれば毎日観れて、毎日富士山が観れる。毎日そういう大自然に触れられる喜びがありました。自然に恵まれた環境下で働けていることに、自分は恵まれているな」と、箱根勤務が始まった頃を振り返る。
「だから、通勤1時間強かけて来ていても、今日の富士山は素晴らしいなとか、今年の紅葉は素晴らしいなという想いを抱くことができたのだと思います。それくらい箱根の四季は素晴らしく、24年間自然を楽しみに通うことができる町。ぜひ多くの人々にお越しいただきたい町です」と笑顔がこぼれる。
最初は生活のギャップに違和感もあったそうだが、すぐに箱根の良さを実感したそう。「箱根は、皆さん休日に時間をとって観光したり、紅葉を観るために何カ月も前から宿泊施設を予約してお越しになられたりするじゃないですか。今の自分は紅葉の時期になれば毎日観れて、毎日富士山が観れる。毎日そういう大自然に触れられる喜びがありました。自然に恵まれた環境下で働けていることに、自分は恵まれているな」と、箱根勤務が始まった頃を振り返る。
「だから、通勤1時間強かけて来ていても、今日の富士山は素晴らしいなとか、今年の紅葉は素晴らしいなという想いを抱くことができたのだと思います。それくらい箱根の四季は素晴らしく、24年間自然を楽しみに通うことができる町。ぜひ多くの人々にお越しいただきたい町です」と笑顔がこぼれる。
ホテルマンとしてスタート
箱根で感じた、この地の魅力
梁瀬さんが総支配人になった頃、ホテルグリーンプラザ箱根では年間約200件もの結婚式をやっており、梁瀬さん自身も総支配人としてブライダルに関わることが多かったそう。
「当時はブライダルフェアを月1回開催していて、新婦の父役を通算50回くらいはやったんじゃないかな。その経験をすることによって、実際にブライダルフェアにお越しになられた新郎新婦のお父様やお母様にたいして、親御様の気持ちを代弁できるような気持ちで参画をしようということを心がけて携わっていました」と当時を語る。
その中で、箱根のブライダルというのは『リゾートウェディング』という、通常の結婚式ではなく、旅行を兼ねた結婚式としてとても魅力があることを実感したのだそう。
「当時はブライダルフェアを月1回開催していて、新婦の父役を通算50回くらいはやったんじゃないかな。その経験をすることによって、実際にブライダルフェアにお越しになられた新郎新婦のお父様やお母様にたいして、親御様の気持ちを代弁できるような気持ちで参画をしようということを心がけて携わっていました」と当時を語る。
その中で、箱根のブライダルというのは『リゾートウェディング』という、通常の結婚式ではなく、旅行を兼ねた結婚式としてとても魅力があることを実感したのだそう。
家族やゲストと一緒に
ゆったり過ごす
首都圏から近い
リゾートウェディング
「以前は、新郎新婦2人が好きなところへ行けるということから、リゾートウェディングといえば、ハワイや沖縄というのが定番だったと思いますが、首都圏に近い箱根というロケーションは、家族や友人などのゲストも一緒に参加できるリゾートウェディングというのが魅力でもあったと思います。私は総支配人として、新郎新婦のご両親に気に入っていただけるウェディングをするためには、フェアで新婦父役をやるのが一番良いだろうを考えました。首都圏から近い箱根のリゾートウェディングは、1泊することで旅行を兼ねられる。せわしない婚礼ではなく、1泊することで、温泉に入ったり観光したりできることは、参列者にとっても、とても喜ばしく記憶に残る結婚式になるであろう、好まれるだろうと考えていました」と、ホテル時代の想いと箱根での結婚式の魅力を語ってくれた。
1つ食べると7年寿命が延びる
『黒たまご』を通じて箱根に欲しい
現在は、箱根大涌谷で70年間続いている『黒たまご』の製造販売を中心とした観光お土産店の運営責任者をしている梁瀬さん。業務は多岐にわたり、黒たまごの日々の製造量・売上の管理から、ロープウェイ・駐車場・箱根町の防災などと連動して、箱根の火山の安全性を日々確認しながら運用するという責任を負っている。
「1つ食べると7年寿命が帯びるという有名な黒たまごは弊社が製造販売しています。インターネットが盛んになっておりますが、当社はネット販売は一切していません。黒たまごは大涌谷に来ないと買えないという品物として販売しています。これは、安易にネットで販売すると、箱根に来なくても黒たまごが買える、お土産品が買えると、箱根の観光業が下火になってしまうからなのです。私どもは、黒たまごを通じて箱根に観光客に来ていただきたいという想いでやっています」と箱根への想いを熱く語る。
大涌谷には国内外から毎年約300万人が訪れる。日々梁瀬さんたち箱根の関係者の皆様が尽力してくれているからこそ、我々が安心して訪れることができているのだ。
「1つ食べると7年寿命が帯びるという有名な黒たまごは弊社が製造販売しています。インターネットが盛んになっておりますが、当社はネット販売は一切していません。黒たまごは大涌谷に来ないと買えないという品物として販売しています。これは、安易にネットで販売すると、箱根に来なくても黒たまごが買える、お土産品が買えると、箱根の観光業が下火になってしまうからなのです。私どもは、黒たまごを通じて箱根に観光客に来ていただきたいという想いでやっています」と箱根への想いを熱く語る。
大涌谷には国内外から毎年約300万人が訪れる。日々梁瀬さんたち箱根の関係者の皆様が尽力してくれているからこそ、我々が安心して訪れることができているのだ。
大自然・富士山の眺望
大涌谷の素晴らしさ
梁瀬さんは大涌谷の魅力をこう語る。
「首都圏から1~2時間圏内で、非日常な場所、これだけ噴煙立ち込める大自然を味わえるのは箱根の大涌谷が一番だと思います。さらに、箱根の中でも富士山の眺望が素晴らしいエリアになるのが大涌谷。それにプラス、1つ食べると7年寿命が延びるという黒たまごが味わえるという、この3つが大涌谷の魅力ですね」最近は円安も追い風となり箱根もインバウンドの方が多く訪れている。「インバウンドの方は、特に富士山を魅力に感じて来てくださっているようです。また冬には雪も降るので、それも魅力のようですね。近年はやはりSNSの効果を非常に感じます。日本の方はもちろんですが、海外の方は高齢の方々もSNSを活用されていますから、とても重要なツールだと考えており、当社もSNSを活用しております。ただ、観光客の皆様が、大涌谷で富士山や黒たまごが映ったお写真を撮って投稿・配信してくださったり、母国で紹介してくださったりしている効果が非常に大きいと思っております」と観光客の皆様への感謝の気持ちを語る。
「首都圏から1~2時間圏内で、非日常な場所、これだけ噴煙立ち込める大自然を味わえるのは箱根の大涌谷が一番だと思います。さらに、箱根の中でも富士山の眺望が素晴らしいエリアになるのが大涌谷。それにプラス、1つ食べると7年寿命が延びるという黒たまごが味わえるという、この3つが大涌谷の魅力ですね」最近は円安も追い風となり箱根もインバウンドの方が多く訪れている。「インバウンドの方は、特に富士山を魅力に感じて来てくださっているようです。また冬には雪も降るので、それも魅力のようですね。近年はやはりSNSの効果を非常に感じます。日本の方はもちろんですが、海外の方は高齢の方々もSNSを活用されていますから、とても重要なツールだと考えており、当社もSNSを活用しております。ただ、観光客の皆様が、大涌谷で富士山や黒たまごが映ったお写真を撮って投稿・配信してくださったり、母国で紹介してくださったりしている効果が非常に大きいと思っております」と観光客の皆様への感謝の気持ちを語る。
「また、我々の役割として、大涌谷は箱根で一番高い場所にあり、大涌谷に来ていただくことで、シャワー効果として箱根の色々な場所にお客様が分散して広がり、訪れてくれることが大切だと考えています」大涌谷が開発された理由というのが、新1万円札にも採用された渋沢栄一氏が『温泉の供給を箱根でやってはどうだ』というのが始まりなのだそう。
戦後の温泉ブーム・旅行ブームに先駆けて、『箱根大涌谷を観光地として開発していくべきだ』そして、その売りとして、当時は温泉というと温泉饅頭だったが、『お茶請けに黒たまご』を流行らせていく、ということが黒たまご販売のきっかけになった。
大涌谷くろたまご館創業当初からの意志『大涌谷に来ていただくことで、箱根じゅうが潤っていってほしい』を現在も梁瀬さんは継承している。
戦後の温泉ブーム・旅行ブームに先駆けて、『箱根大涌谷を観光地として開発していくべきだ』そして、その売りとして、当時は温泉というと温泉饅頭だったが、『お茶請けに黒たまご』を流行らせていく、ということが黒たまご販売のきっかけになった。
大涌谷くろたまご館創業当初からの意志『大涌谷に来ていただくことで、箱根じゅうが潤っていってほしい』を現在も梁瀬さんは継承している。
大涌谷くろたまご館
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251 |
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公式サイト | https://owakudani.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/owakudani_blackegg_hakone/ |